
子どもたちが学校で唱えていたルドルフ・シュタイナーの言葉。
何て素敵な言葉だろうと。。。
子どもが唱える中、親も自然に覚えてきた。
そして、支えられた。
今もときどき、ふっとその言葉が蘇えり私を包む。
「朝の言葉」1年生~4年生
お日様さまの優しい光が、
私を一日照らします。
優しい光は私の心の崇高な力となって、
手足のなかに流れていきます。
お日さまの光輝くなかで、
神さま、
私はあなたが私のなかに、
大切に授けてくださった人間の力を、
心から大切にし、敬います。
ですから、
私は一生懸命、取り組み、はげみ、学びたい。
神様から注ぎ続けられる光と力、
私の愛と感謝の気持ちが
神様に向かって流れていきますように。
へルムート・エラー著、鳥山雅代訳「人間を育てる」より。
「朝の言葉」5年生~12年生
私の目は外の世界に向かう。
太陽がふりそそぐなかへ。
星がまたたくなかへ。
大地に広がる石の中へ。
植物はすくすく育ち、
動物は感じながら生きている。
それらは人間の心を豊かにし、
私の精神にすみかを与えてくれる。
私の目は私の心のなかに向かう。
私のなかで営み続ける心。
崇高なる精神は太陽の光と心の光のなかに、
いつも織られ続けている。
宇宙のかなたにある力が、
私の心の奥にも生きている。
崇高なる精神よ。
願いを込めて私はあなたへ向かう
学ぶため働くための力と恵みが、
私の中で育っていきますように。
へルムート・エラー著、鳥山雅代訳「人間を育てる」より。
人間は生まれてくる前に天界で自分の地上での課題を知り、
自分の生まれる時代、自分の生まれる国や場所、自分の生まれたい親さえも決め、
「地上で学びたい」と強く思って地上に降りてくるのだ。
私たちがそれを真剣に受け取り、その尊いたましいが芽吹き、
すくすくと育っていくことに取り組んでいけば、
そして、人間が自らこの人生の課題をはっきりと認識することができたら、
私たちの教育は未来に通じるものとなっていくだろう。
へルムート・エラー著、鳥山雅代訳「人間を育てる」より。
単身三島暮らしを終え家族の元に戻った55歳9か月は、まさに第4期ムーンノードを迎える直前であった。
ルドルフ・シュタイナーは人生を7年周期に分けている。
そして、惑星が自分が生まれた時のような配置になる時期が18年7か月周期でやってくる。
ルドルフ・シュタイナーはこの周期をムーンノードと考え、特に大事な時期とした。
第一期 0~18歳7か月まで 「人生の意味を考える」
第二期 ~37歳2か月まで「人生の意味を感じる」
第三期 ~55歳9か月まで「人生の大きな目的を知る」
第四期 ~74歳4か月まで「未来の運命を創る」
このムーンノードの時期は個々人に大きな影響を与え、生まれてくる前に決めたミッションや、
自分が今生で果たそうとしている使命に気付くための出来事が現れるという。。。
人生の困難や生老病死に直面した時こそ自分に向き合うことになる。
人生のリズムを知ることが自身のセラピーや気付きになっていく。
今は春
植物の芽吹き
美しい鶯のセッション
第3期ムーンノードを終える9か月間は単身三島暮らし終盤だった。
そこから次々と大切な気付きを得、
第4期ムーンノードは家族との暮らしを再開した時点で迎えた。
そして半年、良き巡りの中にあり「未来の運命を創る」
私の人生全体の中の確かなリズム。。。
天体のリズムの中にいる私。
自分自身の歩いてきた道、気付きを綴りつつ
バイオグラフィーを感じムーンノードから人生を読み解く。